美味しいワインの飲み方
現在ワインは食前酒や軽いランチからディナーまで、ワインは様々なシーンで楽しまれるようになってきました。価格も、数百円から数十万円まで、幅広い種類のものが市販されています。 そんな中、このところのロハスなどの自然食ブームとともに、注目され始めたのが、自然派ワインです。 そもそもワインは、ぶどうを発酵・醸造して造る、ある意味では農作物のひとつといえるものです。つまり、自然のものなのです。ところが、近代化農業が進んでくると、ぶどう畑では化学肥料や農薬が使われるようになり、その醸造過程では、さまざまなテクニックや防腐剤、酸化防止剤などが使われるようになっていきました。確かに技術が向上し、薬品を使うようになったワインは、品質が安定し、おいしくなったと言われてきました。ところが、一部では、化学薬品の過剰な使用によって土壌が衰弱し、ぶどうの品質が落ち、それをテクニックで補うという悪循環も起き始め、ワインが自然のものからはどんどん遠い存在になっていくという現象も起き始めたのです。 一方で、そのよう流れに疑問を持ったワイン生産者たちは、昔ながらのブドウ栽培や、ワイン醸造に目を向け、有機栽培やビオディナミという自然農法に注目しました。 醸造でも、天然酵母を使い、酸化防止剤の使用を極力控えることを始めました。 化学肥料や薬品を使わないワイン造りは、全ての作業が何倍も何十倍もの手間ですし、作業時期や温度調節を失敗すれば、商品にはならないこともあり、それはとてもリスクの大きな作業です。その上、5~6年前まではあまりにも個性的なワインが多く、マニアックなワイン好きだけが楽しむワインという位置づけでしかなかったのです。 |
重い赤 | 16~18℃ |
中重の赤 | 14~16℃ |
軽い赤 | 11~14℃ |
ロゼ、辛口の白 | 8~12℃ |
甘口の白、発砲 | 6~8℃ |
※6月~9月頃の配送につきましては、クール便でお届けします。
グラスの中でワインをゆっくり空気と混ぜて(aeration)から、お召し上がり下さい。香りも味わいもよりまろやかに変わっていきます。 |